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Magazine [雑誌掲載記事]
TBSブリタニカ発行の「Pen」

[2001年12月15日 2001号]

 フルハンドメイドの160双、白限定のシャツが「PEN」のPEN'S IMPRESSIONに
 紹介されました。


TUTTO MANO



C A M I C ERIA CINESE PER ITAL STYLE

\12000

Release Concept
よりエレガントなシャツをもとめて


基本的な要素を念頭においてシャツの生産を始めた時、私達は完璧な着心地を備えた製品を供給したいと思いました。そうするための唯一の方法は古き良き時代に学び、伝統的なナポリのシャツメーカーが用いたことでも有名な手作業の手法と同じ手法を用いることでした。これらの手法は豊かな経験を必要とするものですが、日本でも有数のモデリストに師事した中国のスタッフは、手先の器用さにかけては世界随一であり稀に見る早さで、技術を習得し、そして我々の情熱を共有し忍耐強く時間を費やすことで細部を際立たせてく れました。伝統的なナポリのシャツメイキングは私達のシャツを必ず趣のあるものにしてくれると考えます。この冊子に説明されている13工程は人間の手が、機械に取って代わることの重要さについて説明しています。
これらの必要不可欠な細部にわたる事柄こそが快適な着心地感を生み出すのです。

■SPECIAL DETAILS

  • 素材については、160双の糸を縦糸と横糸に使用したドッピオリトルトを採用。非常に滑らかな肌触りと光沢が特徴。
  • ボタンは、エレガントな白蝶貝のフラットボタンを採用。独特の艶と深みのある照りがあり、ボタンをかけたとき、その指先からITALIAを感じとることができる。
  • 地縫いの縫い糸は100番手の綿糸を採用。見た目で直ぐに分かる繊細で高級感がかもし出される。
  • 地縫いのピッチ(運針)は、3cmの中に約30針打ち込まれる。
  • 胸ポケットをつける場合やカフスの地縫いは、コバより1mm以内に正確に縫いこまれる。
  • 背ヨークは、ハーフバイアス仕上げ。背中心できりかえて、運動量を稼ぐ為の総ギャザーをほどこしてある。
  • ガゼット別名ムーシェ(裾の補強布)で補強することにより、裾のラインが美しくなり、耐久性があがる。
  • 襟とカフスの芯地はふらし芯を採用することで肌に触れる感触がよりソフトになる。
  • カッティング&パターン 私達はパターンが、私達の財産であるとかねがね考えております。我々独自のパターンにより、正確な裁断ができ、着る人の体に合う自然なフィット感を楽しめる完璧なシャツを生み出すことが出来るのです。

■HAND SEWING

◎袖付け&アームホール

袖を身頃に後付けすることで、より立体的なシャツに仕上がる。また、肩の豊富な運動量を実現 する為の「イセ 込み」も糸の強弱がつき、さらにその効果が、発揮される。機械を使って縫製した場合、非常にぎこちなくなってしまう部分は、袖と身頃の継目である。故にハンドステッチによる縫製で、弾力性に富んだアームホールが生まれ、体の自然な姿勢に沿うようなシャツに仕上がる。

◎台襟縫い付け

襟部分のハンドステッチを施せるのは、信頼の置ける最高の技術者だけです。というのも、襟は全過程においてももっともデリケートな部分であるからです。私達のスタッフは極めて精緻な技術を備えており、この技法を用いることで心地よく襟が肌に当たる感触を生み出しています。

◎前ヨーク

シャツが肩にフィットする点も、着心地のよいシャツの重要な一面です。 ここにもハンドステッチの技法を用いています。こうすることで機械によって縫われる緊張感を取り除き、シャツを柔軟で着心地のよい状態にします。

◎補強布・ガゼット

ガセットとは前と後ろをつなぐ小さな三角形の補強布のことです。我々が作るシャツでは経験豊かな職人の手によってのみ縫われており、そうすることでより耐久性を与えることが出来ます。

◎ケンボロ・グリカン留

これはケンボロを閉じる装飾と補強です。この部分は我々のシャツを趣のあるものとし、特徴づける細部の一つであるため、経験豊かな職人の手で縫われるべきであると考えております。

◎ボタンホール

ボタンホールは着用とともに磨耗していく部分なので、伸縮性と耐久性が求められます。我々の熟練した女性職人によってかがられているので、刺繍にも似た繊細で、エレガントなホールに仕上がる。そもそも手先の器用さにかけては、世界随一であった中国スタッフならでわの技。かがり目をご覧になればご納得頂けるでしょう。

◎ボタンつけ

ボタン付けは、あえて二の字がけやスリーポイントステッチ(イタリア語でザンパ・ディ・ガリーナ(からすの足跡))を再現しました。これは伝統的なナポリのシャツメイキングの特徴的な要素の一つであり、この独特なすばらしい技巧は熟練した職人のてによってのみ成し遂げられたのです。

・袖筒折伏せ縫い
・脇折伏せ縫い
・裾三つ巻き縫い

これらをを手によってからげることで、機械によって縫われる緊張感を取り除き伸縮性が得られるため、シャツをクリーニングした時の波打つような余分なしわが軽減され、よりエレガントなシャツをキープすることができる。

◎下前たて三つ折縫い

上前に隠れて表には見えない下前たての裏を、手によってからげることで、ステッチが下前たての表にでてくる。着用するたびにエレガントな味わいを感じ取ことができる。

◎ケンボロ下三つ巻き縫い

パーツを作り、ミシンをかけて縫い付けても良いような箇所であるが、伝統的なナポリのシャツメーカーの手法を用いることで、よりエレガントな袖先を演出することが出来る。

◎カフス付け

台襟縫い付けと同様に、内側を手でかがることで伸縮性が得られるため、心地よくカフスが肌に当たる感触を生み出しています。

◎ENDING

上品であり究極の着心地を考えたとき、私達の答えはやはり伝統あるHAND MADEということになる。
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